仁摩サンドミュージアム(未入館)-暖冬の山陰②
晦の日にも、瑠璃色の海は陸に粉々に砕ける。9号線が石州瓦の家々と中国山地を縫い合わせ、この地の三原色を作り上げていた。
仁摩サンドミュージアム
石見銀山仁万I.C.の入口に珍しい、砂の博物館がある。一年に一度ひっくり返る日本一大きな砂時計があり、ここへ来るほとんどはそれが目当てなのだろう。
施設は閉まっていた。 2019年最後の日だから、今年の総懺悔と行きたかった。ただ、建屋はガラス張りになっていて、鉄格子で雁字搦めになったひときわ小さな砂時計が見える。一年の砂は落ち切っていた。
併設の緑地公園では少年団が野球をしていて、それは秋口の何ともない休日を思わせるもので、終末を微塵も感じさせなかった。
2019年12月31日
★暖冬の山陰
旅行期間:2019年12月30日~2020年1月2日
関金温泉 せきがね湯命館-暖冬の山陰①
2019年は全国的に暖冬だった。
それはこの北陸の地でも同様に、2年前の猛威ですべて雪を吐き出してしまったかのように穏やかな冬だった。
とはいえわたしの労働場は、冬が最も忙しい時期。
体は温浴、それから暖を求めていて、とにかく西に行きたいと思っていた。それでいて、温泉につかれる所。割ける期間は4日である。
おのづと2つの候補があがる。島根、それから紀伊半島……ただ、この帰省ラッシュ時、関西と中京の緩衝である紀伊にゆくとどうなるか、想像にたやすい。
というわけで、山陰を目指すことにする。学生時代に電車で何度か行っただけで、公共交通だけではこの地の魅力をはかり知るのが難しい、と思っていたために気になっていたのだった。
山陰へ
自宅→(北陸道)→敦賀jct→(舞若道)→福知山IC→(9号線)→鳥取西IC→(R9:山陰道)→北条IC→(R313→……)→関金温泉 せきがね湯命館
北陸から山陰となると、北近畿を横断する高速道がないため、京都・大阪経由となってしまいがちだが、ひどく遠回りになるのが嫌で、福知山を経由して鳥取を目指すことにした。
ただ、一桁国道とはいえ、街灯も民家もない丹後・但馬の山中は真っ暗で、先にも後にも車が見えず何度も後悔した。ただ幸いにも雪が無く、もし雪が積もっていたらと思うとぞっとする。それだけに、鳥取の繁栄が見えた時はやっと里へ帰ってくる心地がした。
米子まで通行無料の山陰自動車道はやはり使い勝手が良い。ただ、それでも通行量は少なく、この地の抱える現実を実感した。
関金温泉
実は、当初は湯命館でなく「関金温泉 関の湯公共浴場」に行く予定であった。
ただ、着いた頃には時間ギリギリだったこと、それと、「共同温泉」は地元の施設だから、バタバタして管理人に迷惑を掛けるのを危惧してやめておいた。本当はリーズナブルで飾り気のない、シンプルな共同浴場が好きなんですが。
関金温泉 せきがね湯命館
いい湯でした。クセはないけど、大きな浴槽にドバドバ湯が注ぎ込まれていくのは見ているだけで気持ちがいい。交代制で、この日は岩風呂だったけど、檜風呂が気になった。
なかには帰省客らしき姿も結構見えて、倉吉の人かなと思う。都市の近くにいいスパ温銭があるのは羨ましい限り
大人一名 820円也。
もう少し安ければな。
倉吉でラーメン。炭焼ちゃあしゅう大香房にて。
2019年12月30日
★暖冬の山陰
旅行期間:2019年12月30日~2020年1月2日
4月は永遠の嘘
5月も終わろうとしてるのにまだ社会に出た実感があまり無いんだけど、1年後にはほんとに順応しているんだろうか・・・?
この世界はエイプリルフールの夢なんじゃないのか・・・?
みんなロボットなんじゃないのか・・・?
労働は働けば働くほど疑問が湧いてくるから凄いと思う
もう5月中旬まで過ぎちゃったけど、みんな程度は違えどみんなお金を稼ぐために働いてるわけですから、本当に尊敬するしすごい。会社員も公務員も医師も総理大臣もアルバイターも・・・ましてや自営業とかフリーランスの人とか大学教授とかアイドルとか、休みの日という概念が無いですし僕は絶対無理だと思います。
今は定年が65歳だからあと41年も働かないとだめなんだよな。先日亡くなった西城秀樹も63歳だったらしいから、どれだけ恐ろしい年月ということか・・・
今自分は実家住みで車もまだ持ってないんで、家に入れる生活費除けば残りがそのまま残るんでこんなに働かなくても・・・アルバイトでも良いんじゃないのって思うけど最近は田舎のスーパーやコンビニにもセルフレジが入ってきて、普通の人でも働ける場所ってどんどん消えてる気がします。ITとかAIとかよく分からないけど、田舎にもどんどん社会に溶け込んできて恐ろしいです。
ということで特に何のスキルも無い自分は今の所に居続けようと思います。仕事、別段積極的に辞めたいということでもないですし。少なくとも今は利子ついてる奨学金返し終わって身軽になりたい。
今望んでいるのは見えない閉塞感からの脱出というか、初めて1人で四国旅行に出掛けた大学1年の時みたいなああいう経験がほしい。
明らかに今の方が何十時間も掛けなきゃいけない離島とか普通に行けない場所に行ってるんだけど、ただただ四国の代表的な観光地を1人で回ってたあの旅行は間違いなく今までの旅行で一番楽しかった。あの頃に戻りたいってわけじゃなくて、もっとイロイロな世界に触れたい、趣味の幅を広げて行きたい、というところです。現状、月に1回ただ旅行に出てるだけだと足りない
そのためにもがんばって生きてかなあかんな
とうとう
社会人になってしまいました。
6年住んだ大阪とお別れして、大学院もなんとか修了して、地元の富山で働き始めました。
とにかく社会に出るとこれまでの人生の中で圧倒的に時間が無い、ということが身をもってわかり始めました・・・
学生の夏休みとか、朝から庭先でアイスペロペロしてたら一日終わってましたけど、なんていうかそういう時間は二度と過ごせなくて、貴重な時間をなんとか活用して自分を保つようにしないとただの社会の歯車の一部で終わってしまいそうで怖くて、空き時間はとにかくやれなかったこととか今までやってみたかったことを色々やってみています。そういう意味では社会人になってよかったかもしれな・・・やっぱり良くない。
旅行ももちろんまだまだやってて、春休みに沖縄や奄美に行ったり、GWに姫島や大津島に行っていましたけど(後から記事にします)も、今まで離島はほとんど手を付けてなかったのでどこも初訪問地です。フェリー使うと難易度上がるな、っていうのも感じたんですけどめちゃくちゃ楽しかった・・・夏はパスポート取って海外行ってみる予定です、行き先はまだ考えてないけども
とくに書きたいことがまとまってなかったのでこのへんでやめときます
明日というか今日も早い。。。
今後の方針について
あけましておめでとうございます。こんばんは。お久しぶりです。
ここについてなんですが
見ての通りまったく更新できていないのです。
プライベートが忙しいと書いた7月よりも更に忙しくなりまして、とかく年度末までこんな状態です。
そして春先には転居の予定がありますから、その準備で大忙し……そう、高石にはもはや通えないのです。
じゃあもうこれの存在意義ないじゃん・・・ということで、ここを閉めて、総合的なブログを作って記事もそっちに移す予定です。
ここを作った時には何も考えてなかったのですが単発タイトルですから、ネタが限定されてしまいまして続けていくことを考えるとあんまりよくなかったです(反省)
それでは暫くお待ち下さい。
短い間ですがご愛読ありがとうございました。
まっさら
ご無沙汰してます。
前の記事で7月には〜みたいな感じで書いてましたが、案件に案件が重なってなかなか記事を書く時間すら取れず、気づけば秋口に
年度末までこんな感じですが合間をぬって続けていきますので、お付き合いください。
敷地南端の建物がいつまでものこっていたのが印象的でしたが、やっと更地になってました。
ここにはタワーマンションが建つようです。
たしかにJRも南海も使えるのは便利ですよね
(ただJRは乗り換えがメンドイ)
駅西口、三菱東京UFJ銀行のあたり
規則的に配列された提灯が綺麗です
だんじりイイですね
来年3月で長く通った高石にも、もう来なくなっちゃうので最後くらい見に行ってレポートしますね